1. 適量の水またはお湯に、
かるクリンを適量投入し、
かき混ぜて溶液を作ります。
2. かるクリンの粉末が浮いている
状態では、あとでスプレーする
際に目詰まりする恐れがありま
すので、粉末が沈殿するのを待
ちます。
3. 粉末が沈み、上澄みが出来たら、
4. 粉を吸い込まないように気をつけ
ながらスポイト等で吸い取ります。
5. 予め用意しておいた無水アルコ
ールに、かるクリン溶液を混ぜ
ます。
6. 分量は アルコール 7 〜 8 に対し
かるクリン 3 〜 2 あたりが適当
なようです。
7. できた硬化剤液を、100円ショ
ップ 等でも入手できるスプレー
ボトルに詰めます。
スプレーボトルは、可能であれ
ば「アルコール対応」と記載の
ある物が良いようです。
また、なるべくスプレーの霧が
細かく、均一に出るものを選ん
で下さい。
8. 瞬間接着剤を塗布した箇所に、
20〜30cm 離してスプレー
して下さい。
1〜2秒で、白濁して表面が
硬化します。そのまま、
1分ほどで硬化が完了します。
硬化した後は、周囲の水滴を
ティッシュ等で拭き取って下さい。
* 白濁は避けられません。 白濁しても問題の無い箇所に
使用して下さい。
または、出来る限り接着剤が外にはみ出さないように
気をつけて下さい。
* 写真はクリックで拡大します。
瞬間接着剤は、空気中の水分と反応する他、アルカリ性の物質とも強く反応して
硬化することが知られています。
タバコやお線香の煙で硬化が促進されるのはそのためです。
かるクリンの溶液も強いアルカリ性になりますので、瞬着の硬化剤として使用でき
ないか実験してみました所、一定の効果が見られましたので、レポートいたします。
*あらかじめご承知置き頂きたいのは、水を使うために硬化時の白濁は避けられません。
白濁しても問題の無い箇所に使用して下さい。
かるクリンの溶液だけでは、ほとんどが水そのものであるため使い勝手が悪くなります。
そこで、揮発性の高い無水アルコール(無水エタノール などの名前で薬局で売られて
います)と混ぜることより、乾燥を早めることにしました。